あぁ長良川、長良川。

30代始まりと共に経験、技術無しサラリーマンの現状を垂れ流します。

お城探訪【小峰城】白河の関、棚倉城、赤館城

そうだお城へ行こう。

 

今回は再びの福島県

 

小峰城へとお伺い致しました。

 

東京から行けば新幹線で丁度良い1時間で新白河へ到着。

f:id:guuuskp:20240331151304j:image

 

こんにちは新白河

f:id:guuuskp:20240331151350j:image

こんにちは白河の関
f:id:guuuskp:20240331151354j:image

こんにちは芭蕉さん。

着いたらまず昼飯を食う。

 

白河と言えば、白河ラーメンだということで駅前にあるラーメン屋へ向かう。

f:id:guuuskp:20240331151632j:image

(手打中華せきた)の醤油ワンタン麺 ¥950

名前はうろ覚えだがワンタン麺である。

 

店内は昭和感があり、競馬中継のテレビ、地元の方々が多く、ちょっとドキッとしたがどっしり構えてカウンター席へ。

 

優しいお味でちぢれ麺が美味しかった。チャーシューもしっかり2枚あり。

 

お腹も膨れたので、目的地へと向かう。

 

今回の旅の行程は一泊2日である。

1日目はレンタカーを借りて白河の関棚倉城、赤館城巡り。

2日目は小峰白河城

 

 

早速駅前のトヨタレンタカーへ、相棒のvituです。

f:id:guuuskp:20240413210116j:image
f:id:guuuskp:20240413210111j:image

彼に乗り込み白河の関へ。

 

f:id:guuuskp:20240413210239j:image
f:id:guuuskp:20240413210234j:image
f:id:guuuskp:20240413210244j:image

これが関所なのか、、と思われるような山間の谷間にぽっかり小山のような丘が白河関のようだ。

 

昔はこの丘の両サイドに柵が設けられておりしっかりとした関所のようなものになっていたのだろうか。

 

今は両サイドがガラ空きの為、本当に大丈夫なのかと思ってしまう。

 

f:id:guuuskp:20240413210815j:image

謎は深まるばかりであるが、江戸時代この白河関がどこなのかわかっていなかった様で、寛政12年(1800年)時の藩主松平定信が絵画や記録・伝承から考証を行い、この場所に違いなし!と断定して今の位置に石碑を建てた。

 

だから間違いない。

あの松平定信なのである。

間違えない。

 

f:id:guuuskp:20240413211314j:image

白河神社があり、荘厳な雰囲気がある。
f:id:guuuskp:20240413211310j:image


f:id:guuuskp:20240413211256j:image

外から見ると丘に見えるが、中に入るとしっかりと土塁、堀がある。
f:id:guuuskp:20240413211300j:image
f:id:guuuskp:20240413211318j:image
f:id:guuuskp:20240413211305j:image

めちゃくちゃデカい木がいくつもあった。

 

※ちな、このめちゃデカい写真の木は「従二位の杉」と言われており鎌倉時代初期の歌人で「新古今和歌集」の撰者の1人である藤原家隆が手植えして奉納したと伝えられる杉の巨木で樹齢は約800年と推定。

※ちな、この他にも「幌掛の楓」「旗立の桜」「矢立の松」など逸話のある木があったりする。

白河関跡案内より

 

古の関所を後にして、次に向かったのは棚倉城

棚倉城と言えば、一時期かの有名な立花宗茂が城主だった城。

地図アプリで地形を見たが、主郭の周りにガッツリと水堀がありこれはっ!と思い行きたかった城の一つだった。

f:id:guuuskp:20240413212156j:image
f:id:guuuskp:20240413212140j:image
f:id:guuuskp:20240413212136j:image
f:id:guuuskp:20240413212151j:image
f:id:guuuskp:20240413212120j:image
f:id:guuuskp:20240413212145j:image
f:id:guuuskp:20240413212200j:image
f:id:guuuskp:20240413212124j:image
f:id:guuuskp:20240413212130j:image

見て回った感想を言わせて欲しい。

 

マジで何もないっ。

水堀は幅5メートルくらいあって高さもあり、見応えはある。

しかしながら、主郭の中は一切何もない。

ここも大木があり福島は木を大切にしているなという感想。

 

敷地には小学生達が、ブランコに乗ったり追いかけっこしていた。

長閑だ。

 

30分程で城を後にする。しかし、街は城下町だったこともあり、少し寂れた商店街の風景もちらほら。

その中に和菓子屋さんが。

f:id:guuuskp:20240413212856j:image
f:id:guuuskp:20240413212853j:image
f:id:guuuskp:20240413212849j:image
f:id:guuuskp:20240413212845j:image

ついつい3種類も買ってしまう。

やっぱり地方で城下町に昔からある和菓子屋の甘味最高である。

 

その後、棚倉城が築城される前までこの地を治めていた赤館城跡へ

f:id:guuuskp:20240413213134j:image
f:id:guuuskp:20240413213125j:image
f:id:guuuskp:20240413213144j:image
f:id:guuuskp:20240413213130j:image
f:id:guuuskp:20240413213116j:image
f:id:guuuskp:20240413213120j:image
f:id:guuuskp:20240413213139j:image

 

街を見下ろす山の上に、赤館城跡はあった。

今は公園になっており、その遺構は殆ど感じられなかったが、眺めは良い。

 

今日はここまでだ。

今回の宿、トー横イン新白河

晩御飯は、帰りの途中にあったスーパーで割引されたかつ丼、寿司があったので購入した。

f:id:guuuskp:20240414182335j:image
f:id:guuuskp:20240414182343j:image
f:id:guuuskp:20240414182339j:image

1人でこんなに食べられるのもひとり旅ならでわの喜び。

 

ドカ食い気絶部

 

お腹いっぱいにして寝た。

 

 

2日目はいよいよ今回の旅の目的地である小峰城へ行く。

 

新白河駅から一駅先の白河駅に城はある。

だが、田舎あるあるである電車の本数少なすぎな点で丁度良い電車がなかった為、歩いた。

30分程で到着。

 

まず何も言わずに見て欲しい。

f:id:guuuskp:20240414183202j:image
f:id:guuuskp:20240414183051j:image
f:id:guuuskp:20240414183114j:image
f:id:guuuskp:20240414183101j:image

平成3年に三重櫓、平成6年に前御門が、木造で復元された。

f:id:guuuskp:20240414183124j:image
f:id:guuuskp:20240414183213j:image
f:id:guuuskp:20240414183207j:image
f:id:guuuskp:20240414183218j:image
f:id:guuuskp:20240414183151j:image
f:id:guuuskp:20240414183106j:image
f:id:guuuskp:20240414183032j:image
f:id:guuuskp:20240414183142j:image
f:id:guuuskp:20240414183158j:image
f:id:guuuskp:20240414183129j:image
f:id:guuuskp:20240414183110j:image
f:id:guuuskp:20240414183134j:image
f:id:guuuskp:20240414183119j:image

 

天気も良くて最高な城巡り日だった。とにかく主郭の石垣がずーと続いている光景は圧巻。

丹羽長重公は間違えなく築城名人だと圧倒される迫力だった。

丁度、桜がチラホラ咲いていて、本殿跡から遠く那須岳雄大に聳える光景見れる。さらには場内の茶屋でソフトクリームも販売されており、櫓を見ながら食べるソフトクリームは絶品でご満悦になった。

 

f:id:guuuskp:20240429185433j:image

また、城内に歴史館もあり小峰城ジオラマや歴代城主経歴、戊辰戦争時の白河関連性を示した映像もあり、しっかりと白河を学べた。

 

前回の二本松城同様に東北の玄関口になる白河は戊辰戦争に新政府軍と旧幕府軍で壮絶な奪い合いが行われた場所で至る所に両軍の戦死者のお墓があった。

 

城に程近い場所にも薩摩藩の戦死者のお墓があり手を合わせる。

 

小峰城は、南北朝時代結城親朝によって築かれその後300年に渡り白河を治る。江戸時代の初代藩主丹羽長重によって石垣を多用した近世城郭に改修された。幕末慶応4年の戊辰戦争によって本丸などが焼失し落城。

歴史館案内より

 

かくして、今回のお城探訪は終了。

また新白河駅まで歩いて戻るが、谷津田川せせらぎ通りを進む。春の陽気と川のささらが聞こえてきて散歩にはとても良い道。

 

新幹線まだ1時間あったから、駅中のラーメン屋と駅前の喫茶店でお茶をした。

 

昨年と2度福島へ行ったが、かなり良い。

これは東北の魅力にどっちりハマりそうだ。

一人旅の東北は30代の男子にはロマンだと思う。

 

東北にはまだまだ城下町が多数あるから、楽しみだ。