そうだお城へ行こう。
今回訪れたお城はこちら
今回、お城のマップ的なものは入手できなかった。(あるのかわからない)
その為、市営小幡観光駐車場に駐車した時に係員から入手した近江八幡市内散策マップを載せることにする。
兎にも角にも、お城へ行こう。
お城へは八幡山ロープウェーがあり、サクッと頂上付近へと行ける。お手軽感が良い。
ロープウェイを降りると早速石垣がお出迎えしてくれる。
城跡には現在村雲御所瑞龍寺が建っている。
このお寺は八幡山(271.9m)山頂にある八幡城本丸跡の寺院。日蓮宗。安土・桃山時代に、豊臣秀次の母であり秀吉の姉である瑞龍院日秀尼公が、秀吉に自害させられた秀次の菩提のために、京都の村雲に創建しました。そのため俗に、村雲御所と呼ばれています。のち、昭和36年(1961)に現在地に移されました。
※滋賀県観光情報サイトより
猫ちゃんもいた。保護猫がこの辺りには何匹かいるらしい。
次はその2つの城へと足を運びたい。
しかし、どちらも規模が大きくてかなり大変らしい。
近江八幡は、どちらかと言うと街並みの方が有名だろうと思う。
重要文化財でもある近江商人屋敷や市立資料館などが建ち並ぶ。近江商人の質素倹約、質実剛健な暮らしぶりを感じられる。
街のあちこちに、飛び出し注意坊やが散見された。
そんな街並みを通り抜けると八幡堀がある。
この堀は、城の防御機能としての役割もあっただろうがどちらかと言うと街の人々の暮らしに浸透している印象だった。
防御の荒々しい逞しい感じでは無いと言うのだろうか。
それは、この城の城主であった豊臣秀次が去った後に城が破却され、商人の街へと姿を変えた影響だろうか。
八幡山からは琵琶湖や安土城、観音寺城の山々が見られ、八幡山城主の秀次同様に戦国時代の夢の如く散っていった城主と城跡が集中しているこの辺りはなんだか儚さを感じる。
豊臣秀次の母の想いと、城亡き後の近江商人の息遣いを感じられる城跡だった。
こう言うのもまた良いもんだ。