そうだお城へ行こう。
先ずは最寄駅の武蔵嵐山駅へ
武蔵嵐山東口へ降り立ちそのまま、住宅街と農道へと入っていく。およそ30〜40分程で到着。
道中小さな看板が城へと誘ってくれる。
天気が良くて鉄塔が映える。
お芋が掘れる。
橋を渡る。
あのこんもりお山が杉山城。
案内ご苦労様。
ようやく。
杉山城とは、、、
鎌倉街道を見下ろす丘陵の尾根上におよそ10の郭を配置した縄張りとなっており、各郭は横堀や帯郭が囲み、塁線には折が連続する。
木橋や土橋を用いた様々な形態の虎口には侵入方向に対し真横から矢を射掛けて防御する横矢掛りが施されている。こうした高度な築城技術により、知名度が高く【築城の教科書】【戦国期城郭の最高傑作のひとつ】という評価がされている。
当時の嵐山町は山内上杉家と扇谷上杉家の中間にあり、両家の抗争が繰り広げられていた。
※パンフレットより
縄張り図を見てみましょう。
①大手門から
②土橋とか土塁とか堀とか、ともかくしっかりと整備されてる。
③南ニの郭、南三の郭
④井戸跡
⑤本郭
⑥東三の郭、東ニの郭
⑦北三の郭、搦手口
北三の郭辺りに猫ちゃんがおりまして、なんと人懐っこくて触らせてくれました。
ひっさしぶりに猫ちゃんに触れてとても嬉しく来て良かったなと更に思えました。
キンタマあったので男の子で、やっぱり猫可愛いねぇ〜。
と、いう事で杉山城跡は保存会の方々がしっかりと手入れをされていて、土塁、堀等しっかりと整備されたお城だった。
1番下から本郭を見下ろすとかなり高低差があり、現状は土塁と堀だけだが、建物があったとすると郭の数も多くかなり防御に意識を向けられた城だったのではとも思う。
大手口側に小学校もあって、生徒さんも保存に参加しているらしい。
帰りは田園風景を眺めながらサンドイッチ食べて帰った。
日本各地にはこのような建物は無い為、埋もれた城跡がまだまだ沢山あるだろうし、そういう忘れ去られてしまっている渋い城をもっと見に行きたい。
それぞれの城が役目を背負って築城されているだろうから、地理的視点と当時の情勢を知りながら見られるとより面白いだろう。