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青森の二台巨頭の一角、津軽為信。
初めは南部家だったが、謀反を起こして津軽地方を平定、以後明治維新まで子孫代々藩主として君臨。
今回のこの本では、結構楽天家で迷いや困ったことは家臣に相談、投げる、知恵を出させるという現代のビジネスマンで必須スキル持ちのような人物になっている。
それでいて、反乱分子や疑いのある者は容赦せずに成敗する辺りもゼロからスタートしたからこそ、なりふり構わない権謀術数を駆使する感じが良い。
三家老の兼平、森岡、小笠原も謀反を起こした時から津軽平定まで支えていた家臣だったが、何だかんだ森岡、小笠原も処断されている徹底ぶり。
ここまでやらないと、収められない津軽の荒男達なんだろう。【じょっぱり】と言うらしい。
津軽家も江戸時代の転封乱発時代を免れた数少ない大名家。