そうだお城に行こう。
今回訪れたお城は苗木城。
以前僕はテレビか何かで見たんだが、
天守の基礎部分が巨大な岩で出来ており凄いインパクトがあると。
言うは易しというか、そんな事ないだろうと思いながら実際に見物してやろうではないかと思い訪れた。
コレである。
この眺めを見た瞬間に、只者じゃないなこの城はと感じた。
城は中津川市内を東西に流れ貫く木曽川の右岸、一段と高く聳える城山(432m)にあり、木曽川から天守跡までの標高差は約170mにもなり、自然の地形を有効に生かして築かれた山城。
築城時期については一説には1526年頃とされており、戦国の動乱の中で城主の遠山氏は城を追われる。しかし.関ヶ原の戦い後に再び城主となり、以降明治維新まで、12代に渡り苗木領を治めた。
苗木城の特徴として、岩山という地形に制約され利用できる土地の確保が困難であった為、巨岩等を利用した建物の構築方法(懸造)があったこと、また石垣には多種類の積み方が見られること。
【苗木城パンフレットより】
苗木城は代々遠山氏が治めており、戦国期から江戸時代をかけて転封も無かった数少ない大名となる。こんなにもしっかり石垣があるにも関わらず、石高一万石程しかないのかと実際に行ってみて驚いた。
戦国時代には織田家と武田家との国境に位置していた事から両家の争いに巻き込まれながらうまいこと乗り切った。
大矢倉跡
ここから天守に上がるまでに幾つかの門が設けられている。
紅葉した木々と、山ツツジが咲いていた。
天守の土台部分
本当に岩石の上に天守作ってて驚き。
天守からの展望
眼下には木曽川、遠くには恵那山と眺めは抜群に良かった。
秋の少し冷えた風が気持ちよく空気も美味い。
間違えなく来てよかったと思った。
城を堪能した後は、城の麓にある歴史資料館へ
苗木城の歴史、遠山氏歴代当主、苗木城のミニチュアなどが展示されていた。
苗木城のミニチュアを見てから実際の城跡に行くとより想像し易いので良いと思う。
苗木城の資料館前に駐車場があり、電車までは10分、15分なので車があればかなり手頃にこの迫力ある山城が堪能出来る。
正直舐めていたが、かなりオススメだ。
地元には、まだまだ魅力的なお城があったのだとワクワクさせられた。
帰りのSAで五平餅を食べて満足して帰宅。