あぁ長良川、長良川。

30代始まりと共に経験、技術無しサラリーマンの現状を垂れ流します。

どうする家康(12)「氏真」

どうもこんにちは僕です。

 

大河ドラマの【どうする家康】、最初はどうなるかと思ったが、早くも中々に感動的な回がチラホラ出てきた。

 

今回の氏真の回は、泣けるなぁ。

 

義元は、氏真に将としての器は無いと言ったが、実は氏真が影で努力を重ねている姿を知っていた。

そして努力を続ける事で、才能がある者よりも努力を続ける者の方が将としての能力が開花する!!

 

と初めから氏真を認めていた。

その事を、桶狭間の戦の後で直接氏真に伝えると言って討死してしまうなんて。

 

父親からそんな言葉掛けられたら、嬉しくて堪んないよな。

義元が討死せずに、生きていたら義元に劣らない将になっていたんじゃないかと思ってしまう。

 

家康に、掛川城を包囲されたが自ら陣頭にたって4ヶ月も耐えた所をみると滅亡に至って覚醒、将としての才能が開花し始めた予感がする。

 

結局氏真は自刃せず、妻の実家北条家へ身を寄せる。

 

前話からの、駿府でみんな平和に暮らしていた日常を取り戻そうとした田鶴姫の真っ直ぐな思いが伝わる話からの今回の今川滅亡は心にくる。

 

氏真も家康を弟の様に思い、家康も兄の様に接して蹴鞠をして罰ゲームで顔に墨汁でバッテンを描いてるシーンなんてダメだよ。

 

晩年、氏真は家康の元へ頻繁に話をしに行って余りにも来訪するから家康が煙たがっていたって話をどこかで見たが、それはそれで二人の関係性を感じられるほっこりしたエピソードで好きだ。

 

大過ぎる父や祖父だと何かと比較されてそれを超える様な武将は少ない感じがする。

何だか、自分が好きな斎藤道三の孫の龍興と被る。

 

実際は無能ではなあのだと思う。

歴史研究家達によって、今後もどんどん過小評価されている武将達の人柄みたいなものが解明されていくともっと好きになっていくだろう。

 

楽しみだ。